在宅介護も3年目を迎えました。

老人ホームでターミナルケアを望む場合の、施設選びのポイントについて

      2016/06/26

最期の場所をどこにするか

在宅の生活にせよ老人ホームにせよ、高齢者にはいつか最期の時が来ます。いよいよ余命いくばくもないというとき、一つの選択が迫られます。

病院に入院して徹底した延命措置を施すか、それとも病院に入院せずに最低限の延命措置を自宅または施設に居ながらして行うか、という選択です。

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どちらを選ぶかは人それぞれですが、現状では病院に入院して延命措置を行う、という選択が一般的です。やはり生命を少しでも長くもたせる、というのが家族として自然な感情に沿う部分もありますし、特に「延命措置はしない」などの強い意思が無い限りは、そのまま病院で治療を受け、亡くなるという道筋になるようです。

高齢者白書では、自宅で最期を迎えることを望む人が過半数を超えているものの、実際に亡くなる場所は8割の人が病院、とういことが報告されています。自宅で最期を迎えたい人には無理なくそうさせてあげることができる社会・・・これを作ることが、現状の日本の高齢者福祉における大きな課題であると言えるでしょう。

在宅医療の充実化を目指して政府も取り組んでいるようですが、人材不足の感は否めません。特に在宅医療の要となる訪問看護師の数が少なく、今後高齢者がますます増える中、どんどん不足数が増大していきます。まだまだ問題は山積しているといったところでしょう。

老人ホームで看取りをお願いする場合

老人ホームでターミナルケアを受けられるところもあります。特別養護老人ホーム、有料老人ホーム等でも「看取り加算」があるところなら、看取りまで面倒をみてくれます。最近は施設で最期を望むという人も増えているようで、もし病院などに行かずに老人ホームで看取られたいと思うなら、ターミナルケア対応の施設を選んで入居すべきでしょう。

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でもターミナルケア対応の施設だからといって、必ずそこで看取りをしないといけないということはありません。死期が迫ったとき、思いのほか体の苦しみの度合い、痛みの度合いが強かったりすると、「病院のお世話にならずに・・・」ということにも限界がきます。痛みや苦しみが激しい場合は、病院に入院するという選択肢も考えておくようにし、状況に応じて決断するのが良さそうです。

ターミナルケア対応の老人ホームを選ぶ際は、介護士、看護師が24時間体制で館内に常駐していること、そして医療機関との連携がしっかりと出来ていること、がポイントになります。看取りの対応ができる施設なら最低限の看護体制は整っているはずです。万全を期したいというのなら、24時間看護師常駐の施設を選ぶ、というのも手でしょう。

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