在宅介護も3年目を迎えました。

高齢者がインターネットを利用する上で気を付けたいこと・・・情報の発信源、信頼性の確認を

      2016/06/22

高齢者がインターネットを活用する時代

高齢者がインターネットを使う機会が増えつつあります。

平成27年度の情報白書では、60代のインターネットの利用率は75%を超えているとの指摘もされています。一昔前は、インターネットというと若者の専売特許だったものですが、今やあらゆる世代の人が気軽に利用できる有用なツールとして広まっているわけです。

活用が期待されていることの一つとしてネットショッピングがあります。高齢者の一人暮らし、老夫婦、親子ともども60代以上という世帯では、最寄りのスーパーまで食材を日々買いに行くのも大変になります。

「スーパーまで遠い」というのは、何も過疎地域や山あいの村々だけのことではありません。都市部の住宅地、都会の団地に住む高齢者にも起こり得ます。足腰が悪くなって遠くまで出歩けなくなれば、それでもう買い物弱者ということになります。

そんな買い物に行きづらい高齢者にとって、ネットショッピングは非常に便利です。今では野菜、肉、米、卵などもインターネットを通じて購入できる時代です。

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自宅に居ながらにして何でも手元に取り寄せられる・・・日本は21世紀以降、急速に高齢化が進む時代に突入しましたが、それに合わせてインターネットが社会に普及することができたというのは、ある意味不幸中の幸いとも言えるかもしれませんね。

インターネットを利用する際に求められる力

高齢者が利用率を高めている一方で、インターネットは若者が担い手の中心である、という性格はまだまだ根強く残っています。インターネット上では、独特のネット用語、ネットスラング、卑罵表現などが飛び交っていますが、これらを使いこなしてネット上に自分の主張を発信するのは、やはり若い世代が多いしょう。

2チャンネル、掲示板、ツイッター・・・インターネット上では匿名で書き込まれる主観的な見解が飛び交っています。「これはただの個人的な見解、感想」、「これは客観的な事実に基づく情報」ということをきちんと読み分けができなければ、ネット上の様々な文言、画像に翻弄されることになってしまいます。

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情報の出典が新聞、雑誌であるようなネットニュースなど、ある程度信頼できる情報もネット上にはあります。ネット上で見た情報がどのくらい信用できるのか、どの程度真実味のある情報なのか、そこはきちんと読み取る能力が求められていると言えます。

情報を読み取り、選別する力というのは、新聞、雑誌、テレビなど既存のメディアでも求められていることではあります。そうした媒体の送り手である記者、編集者なども所詮は人間で、そこから発信される情報は、送り手の主観的なバイアスから逃れることはできません。

しかし、そんな個人の主観的な意見・感想に基づいて操作された情報が、圧倒的な量で溢れているのがインターネットなのです。

情報をしっかり読み取り、選別する力がなければ、ネット上のいろんな主張、見解、価値観に惑わされてしまうでしょう。「そういう見方もあるんだな」という意識を持つようにし、特定の情報を過度に信じ込んだり、それに依存したりすることは避けたいものです。

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